こんにちは。 ゴリラ.vimを運営しているゴリラです。 前回の記事でVimのモードの概要と基本操作のことについて解説しました。本記事では基本操作から更に一歩踏み込んでノーマルモードでどんなことができるのかについて解説します。ノーマルモードだけでも機能が多いため、その他のモードについては別記事にて解説していきます。すこし覚えることが多いですが、本記事でVimの良さをすこし感じ取って頂けると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。 ノーマルモード このモードの一番の強みはテキスト編集に特化した機能がたくさんあることです。前回の連載でも少し触れたオペレーター、モーション、テキストオブジェクト、リピート以外にもカウントという機能もあります。本記事は改めてこれらについて解説していきます。 カウント Vimは
y
やp
などのコマンドを指定した回数分を繰り返し実行するカウントがあります。例えば5p
の場合、ヤンクした内容を5回プットする操作になります。これはppppp
と同様の動きになります。カウントを指定しない場合は1回になります。 [caption id="attachment_22087" align="alignnone" width="522"] Yでヤンク、3pで3回プット[/caption] モーション モーションはカーソル移動コマンドのことです。基本操作で解説したhvim