皆様、はじめまして。 さくらインターネット様のパートナー企業、株式会社ユニリタの松澤ひろ子と申します。 現在、マーケットプレイス内(https://www.sakura.ad.jp/partners/marketplace/)でデータ変換・加工のクラウドサービスを提供しており、今回「さくらのナレッジ」への投稿の機会をいただきました。 さて、会社への出勤とテレワークが混在する昨今、情報システム部門や社内インフラを担当されている方はこれまで以上にシステムの運用管理が難しい状況ではないでしょうか。 特に緊急避難的にテレワークを導入された場合は、セキュリティ面で不備が無いか改めてシステム利用状況の調査や管理計画策定などの作業も必要になってくるかと思います。 万が一、ネットワーク設定のミスにより外部からアクセスが可能となっていれば、悪意のある第3者から社内システムへのアタックが仕掛けられる可能性も大きくなります。 また、厳重に管理されるはずの個人情報へ社員の誰もが容易にアクセスできる状況だと情報漏洩リスクは必然的に大きくなります。 セキュリティを強化するためにシステムの利用状況、特にネットワークの利用状況を正しく把握するには各ネットワーク機器のログ情報を収集・整理・統合する必要があります。 しかし、各ネットワーク機器のログ情報は膨大で、かつバラバラなフォーマットで出力されるためにそれらを整理・統合するのはかなりの工数を覚悟しなければなりません。 今回は、通信事業大手A社が大規模ネットワークインフラのログ情報をいかに処理し、セキュリティ強化を実現したかについてお話したいと思います。 皆様の「ネットワークインフラ運用の課題」へのヒントになれば幸いです。 大規模ネットワ
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