Quantcast
Channel: さくらのナレッジ is_page
Viewing all articles
Browse latest Browse all 268

「マイクロサービス化への課題と開発運用法」レポート

$
0
0
こんにちは、さくらインターネットの大喜多です。 2019年6月13日に、Interop Tokyo 2019にてマイクロサービス化への課題と開発運用法と題したセッションがありました。本セッションは、巨大化するWebサービスの課題と、それを解決するとされているマイクロサービス化の背景について、SRE(Site Reliability Engineering=サイト信頼性エンジニアリング)の観点でのシステムアーキテクチャと開発運用手法について取り扱うセッションでした。 本セッションはさくらインターネット株式会社の伊勢 幸一がモデレータを務め、事業会社でマイクロサービス化をおこなっている立場としてLINE株式会社から佐藤 春旗 氏が、マイクロサービス化を支援する立場としてグーグル合同会社からIan Lewis 氏が登壇しました。 インターネットの歴史とコンテナ化 [caption id="attachment_21740" align="aligncenter" width="640"] さくらインターネット株式会社 伊勢 幸一[/caption] インターネットの歴史にはじまり、Webの使われる用途が変化してきたこと、それに伴って巨大化したWebサービスをどのようにメンテナンスしていくかが課題となって、コンテナ化に至った経緯が解説されました。 1991年に、世界中の科学者で実験データを共有する目的ではじまったWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)は、主に情報発信を目的として用いられていましたが、通販(eコマース)の用途で使われるようになり、その他にもどんどん用途が広がっていきました。 規模の拡大に伴い、1台のサーバーでおこなっていた処理を分散していくWebシステムの三層構造化(W

Viewing all articles
Browse latest Browse all 268

Trending Articles