はじめに さくらのナレッジ編集部の法林です。 筆者はさくナレの編集に携わる傍ら、さくらインターネットの各種サービスを社外に紹介する仕事をしています。紹介するサービスは多岐にわたりますが、その中の1つに当社のIoTプラットフォームサービスsakura.ioがあります。sakura.ioはセミナーなどで話をするよりも実際に使ってみてもらった方が理解しやすいだろうということで、体験入門的なハンズオンセッションを多数実施しています。 そんな中で先日、「sakura.ioをRaspberry Piにつないで、Pythonのプログラムで操作するハンズオンセッションをやってほしい」という依頼を受けました。sakura.io体験ハンズオンの内容はかつてさくナレに書きましたが(「IoTの世界に触れてみよう!『sakura.io体験ハンズオン』へのお誘い」)、ArduinoやNode-REDを使って実習しています。それに対して今回は使用する機材やプログラミング言語が異なるので、従来のハンズオンを参考にしながら新たに教材を作成しました。 実はそのハンズオンセッションは新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったのですが、せっかく作ったものがお蔵入りになるのももったいないので、教材の中からRaspberry PiやPythonを使ってsakura.ioとデータをやりとりする方法を中心にご紹介します。記事は2本組になっています。 前編(この記事)は、ハンズオンの教材に沿う流れで、ハードウェアの組み立て、sakura.ioの設定、Raspberry PiやサーバにおけるPython環境の構築、サンプルプログラムの実行と結果の確認を行
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